更年期障害の症状

閉経を挟んだ約１０年間、女性は更年期を迎えます。
４５～５５歳くらいが平均的ですが、早ければ３０代後半から訪れることもあります。

閉経はいきなり訪れることはなく、量が減ったり、日数が短くなったりするという段階を踏んでいきます。

卵巣が衰え、卵巣からのホルモン分泌が減少すると、それを防ごうと視床下部から卵巣を刺激するホルモンが過剰に分泌されるため、「更年期障害」と言われるさまざまな不調や症状が現れるのです。

更年期障害の症状としては、顔のほてり、汗をかきやすい、発汗、動悸、腰や手足の冷え、のぼせ、めまい、しびれ、頭痛、耳鳴、全身倦怠感、イライラする、憂うつになる、悲哀感に襲われる、不安感が強まる、夜眠れない、興奮しやすい、神経過敏がちになるなどです。

以上のような症状が重なって出る場合もあるし、自覚症状のない軽い人もいます。