うつの克服 10のステップ NAVERから

step1 良い医者の見つけ方アドバイス

鬱かな? と思ったら病院へ行きますが、まずはいい医者を見つけなければいけません。
薬を出して点数を稼ぐだけの医者、
話をきかない医者、
精神科にはそういう医者がたくさんいます。

そこでいい医者の見分け方をご説明しましょう
簡単です
「鬱は治りますか?」とききましょう
「治らない」「薬はずっと飲んでもらうしかない」
このような医者は即刻切りましょう
カモにされるだけです
鬱は治る病気です
「鬱は治ります。一緒に頑張りましょう」
こう返答する医者がベストです

step2 とにかくだらだらしましょう

鬱は心の病気というよりも、脳の伝達物質の異常によって起こる病気です
そして体も心も疲れ果てるのがこの病気の症状です

信頼できる医師を見つけたら、薬をきちんと服用しだらだらしましょう
心の疲れをとらなければなりませんが、鬱の真っ最中の人はその方法が分かりません
なのでまず、体の疲れを取りましょう
睡眠薬を飲んでも眠れなければ本を読んだり音楽を聴いたりしながらとにかくベッドでだらだらするのです

そうして体と心のバランスがすこしでもとれてくると、眠れるようになります
そうなったら、とことん眠りましょう

step2 ワンポイトアドバイス

さて、ここでも注意点です

親や周りの人間が干渉してくる場合が多々あります
かくいうわたくしも、「頭がおかしくなるから精神薬なんかのまずに気合で働け」
と言われ続けました
大変な作業ですが、まずはそいつらから離れましょう
同居などしている場合は病院へひきずって連れて行きましょう
医者から何度でも説明してもらいましょう

step3 薬はきちんと飲んでいますか?

 

だらだらしていると、鬱の人は「これはダメなんじゃないか、自分には存在価値がないんじゃないか」
と思い始める時期です
だらだらしてある程度体の調子が戻ってきたこの時期に、よくジサツ願望やリストカット、鬱な自分可哀相がはじまります
ジサツを思いついてもかまいません
リストカットしてしまってもかまいません
うっかり周囲にアピールしてしまってもかまいません

ただし、これらのことは周囲からとても嫌われる行為です
それでもいいなら、やってください

わたくしも全部やってしまいました

その結果精神科閉鎖病棟4回入院、友達は減りました

それでもいいなら、やってください

嫌な方は、治ると信じてだらだらしましょう
すこし体が動くようになると、日光浴がてら散歩や家事などもいいですね

step4 カウンセリングを始めてみましょう

 

何も原因がないのに鬱になることはほぼありません
鬱病患者は、鬱になった原因が分からず心の中でもがき苦しんでいます

そこでカウンセラーの登場です。
保険が利く病院で、かつ自立支援医療を申請していると、一回わずか400円程度でカウンセリングがうけられます

カウンセリングでは何を話してもかまいません
何を話していいのかわからない、それもありです
カウンセラーがうまくひきだしてくれます
わたくしの場合は、三回目までは心理室で泣き叫んでいました
カウンセラーと徐々になじんでいくにつれ、悩みを吐き出せるようになります
薬はまだまだきちんと飲みましょう

step5 自分を見つめてみる

自分とむきあう。これは健常者の方でも難しいことです
療養中、自分の人生を見つめなおしてみてください
過去のことから今現在のことまで、主観的にでもなんでもいいです
思い出してみましょう

ここで自分を責めたい衝動がでてくるかと思います
なぜあんなことをしてしまったのか、
なぜあんな目にあわなければならなかったのか、
なぜ鬱になったのか、

紙に書き出すのは大いに有効な手段です

step5 ワンポイトアドバイス

紙に書き出したとき、まず出てくるのは涙と後悔、自責の念だと思われます

でもここで一ふんばりしましょう

なんでもいいです
自分のいいところを上げましょう

一個でもいいんです

友達がいなくても一人で過ごせる

こんなことでもいいんです

そして見つけたら、バカみたいと思わずに自分に拍手を贈りましょう
鬱を治す鍵は、「自分を認めること」だからです

step6 自分を認める

出典getnews.jp

 

さきほどの延長線上です
自分の存在を認めてあげましょう
この頃にはお察しのいい方は気付くはずです
「自分が元気で生きていれば、喜んでくれる人がいる」と

カウンセラーや医師の力をかりながら、とにかく自分を褒めましょう

ご飯が炊けた
洗濯ができた
散歩にでかけられた
ネットで調べものができた

こんなささいなことで構いません
そして途中で鬱の波に襲われてもかまいません
自分を認めることと休むことに集中しましょう

step7 外へ出てみよう

外へ出てみよう

自分をすこしでも肯定できるようになると、考え方が変わってきます
どのように変わるかはひとそれぞれなのですが

そこで、ここからはだらだらを「だら」くらいにして、外へ出かけて見ましょう
だれか友達でも家族でもかまいません
誰かと一緒に外へ出て話してみましょう

ここからは自分の殻にこもるだけではなく、他の人の考え方や生き方を見て、いい部分をとりいれていく時期です

否定されることもあるかもしれません
そして落ち込むこともあるでしょう
でも大丈夫
たった一人、自分を否定しない人がいます
あなた自身です

step8 薬を減らしていこう

 

薬を減らしていこう

この段階になると、医師が判断して薬を調整していると思いますが、思い切って
「減薬したい」と伝えましょう

精神系の薬は一気に減らすことができないので、少しずつですが必ず減っていきます
目に見えてそれが分かってくるとあなたの自信につながるでしょう

減ったからといって有頂天にならず、薬はきちんと飲んでくださいね。

 

step9 社会とつながりを持とう

 

薬が減ってくると、副作用も減り、楽になってきます
頓服を処方されると思いますので、それを必ずバッグにしのばせ、社会とかかわっていきましょう

いきなり働いたりしなくて大丈夫です

地域のスポーツサークルや習い事、そんな簡単なことでいいので自分の世界をひろめてみましょう

病気でない人たちとのかかわりが増えてくると、
「大丈夫かもしれない」
と思うことが増えてきます

無理はせず、しんどいときは休みながら、社会とのつながりを持ちましょう

step10 元気な自分をとりもどそう

もうここまでくれば、あなたはきっと大丈夫
薬が残っていても、カウンセリングが残っていても、自分を信じて認める力がついたならもうきっと大丈夫

生きる意味は生きることにあります
あなたが死んでいたらどれだけの人が泣いたでしょう

さあ、がんばった自分を褒めましょう

人生を楽しみましょう!