人間関係を良くする言葉


【相田みつを】の名言


『セトモノとセトモノとぶつかりっこするとすぐこわれちゃう どっちかがやわらかければだいじょうぶ やわらかいこころを持ちましょう』【相田みつを】

この言葉は、本当に納得です。相田みつをさん独特の世界観、優しい言葉で「う~ん、なるほど」「自分は今まで何を悩んでいたんだ」と思わず肩の力が抜ける言葉です。

自分の頑なな心と相手への否定的な心、その二つを一度に見直させてくれる言葉ではありませんか?

 


【ウィンストン・チャーチル】の名言


『人を動かすことはできない。人を感動させるには、自分が心の底から感動しなければならない。自分が涙を流さなければ、人の涙を誘うことはできない。自分が信じなければ、人を信じさせることはできない。』【ウィンストン・チャーチル】

これも又、人間関係を円滑にするには、決して自己満足ではいけないのだと、今までの自分を振り返り、反省しますね。押しつけの優しさや信頼では、いけないという事でしょうか。

上辺だけではない、心からの感動、涙、信頼を自分自身が常に持ち続ける事が大切なのですね。

 


【エイブラハム・リンカーン】の名言


『細道で犬に出会ったら、権利を主張して咬みつかれるよりも、犬に道を譲った方が賢明だ。たとえ犬を殺したとて、咬まれた傷は治らない。』【エイブラハム・リンカーン】

これも、深い言葉ですね。争いで勝利をつかみ取る事だけが、正解ではないのです。例え、正しいと思っても自分の意見を主張することだけにとらわれ、徹底的に相手を否定する、または、やられたらやりかえす!

しかし、冷静になった時、失った物の大きさに気付き、自分にとっても正しい選択ではなかったと後悔する。お互いを傷つけ合っただけという結果だけが残る事は、良くありますから。

 


【アリストテレス】の名言


『垣根は相手がつくっているのではなく、自分がつくっている。』【アリストテレス】

どうせ自分の事なんて誰も理解してくれない、人間関係なんて面倒なだけ、そう考えるのが楽な時もありますよね。でも、あなたのすぐ側にあなたを心か ら信頼し、心配してくれている人がいるかも知れない、目を開けて、心を開いて、見てごらんなさい、と言ってくれている様な気がしました。

 


【ゲーテ】の名言


『性に合わない人たちとつきあってこそ、うまくやって行くために自制しなければならないし、それを通して、われわれの心の中にあるいろいろ違った側面が刺激されて、発展し完成するのであって、やがて、誰とぶつかってもびくともしないようになるわけだ。』【ゲーテ】

これもまた、自分の世界を広げてみるべきだと言われていると感じました。自分を成長させる為には人との関わりは、大変重要なのですね。自分を見つめ直す事の意味と、今後の為の自分造りをしてみたら?と教えてくれているのではないでしょうか。

確かに、自分を決して否定されない環境は快適ですが、それだけでは、いけないのだと改めて考えさせられました。

 


【ガンジー】の名言


『弱い者ほど相手を許すことができない。許すということは、強さの証だ。』【ガンジー】

許せる人間になろうと、心から思ってしまいます。自我が強ければ強い程、相手の欠点や間違いを指摘して、自分を正当化してしまいがちです。それは、自分を甘やかしている事に他ならないと考えさせられました。

相手の過ちを許してあげる事で、相手を理解しようと思う気持ちが生まれ、また、相手の過ちの結果生じた事態を収拾するべく考慮し行動する、解決できた時には、一回り大きな人間になれている筈です。

 


【ジョセフ・マーフィー】の名言


『おだやかな心は問題を解決します。怒りにふるえ、悲しみに打ちひしがれ、嫉妬に狂った心は問題をますます混乱させます。問題の解決は心のおだやかな時にしなさい。』【ジョセフ・マーフィー】

いかなる時も冷静に対処する事の大切さを教えてくれている言葉です。一見、「おだやか」と「強さ」とは両極にある言葉に思えますが、この名言を噛み締めてみると、「なるほど、確かに!」なのです。

人間関係の中で生まれる怒りや悲しみ、嫉妬、これは、実際避けては通れない物でしょう。しかし、そんな時にこそ冷静に、現状を把握し、原因を分析し、対処法を見つけ出すべきなのです。

また、常におだやかな心でいれば、どの様な問題も身構える事なく、受け止められるのかも知れません。

 


【帖佐美行】の名言


『自然にひれ伏さなければ、自然はその一番美しいところを見せてくれないと言った人があったが、そのとおりだと思う。物は見下ろすと欠点がよく見え るようだ、見上げるようにすると長所が見えてくる。見下ろして生きるのは不平不満の生き方、見上げて生きるのは感謝の人生だと思う。』【帖佐美行】

これも、とても優れた名言・格言です。やはり、人間おごるなかれ!という事でしょうか。私は、この言葉を人間としての生き方の極意と捉えました。

ついつい忘れがちな謙虚な気持ちの大切さを教えてくれていますよね。また、物事も見る角度を変えれば違って見えるという事にも気付く事が出来ます。

 


【ベンジャミン・フランクリン】の名言


『どんな愚かな者でも、他人の短所を指摘できる。そして、たいていの愚かな者が、それをやりたがる。』【ベンジャミン・フランクリン】

反省を促される言葉です。気付かぬ内に自分もそうである場面があると恥ずかしくなります。他人に向けるのではなく、常に自分を冷静に見つめて行けば、人間関係の円滑化につながる物だと改めて思いました。

 


【坂本龍馬】の名言


『俺は議論はしない、議論に勝っても、人の生き方は変えられぬ。』【坂本龍馬】

本来、「龍馬」は「議論を戦わせる」といった争いごとは望まなかったのですね。現代でも沢山の人の生き方に影響を与え続けている「龍馬」という人物 の言葉という意味では、少し矛盾が有る様に感じてしまう事もあるのですが、「議論」や「力」ではない、何か大切な物を持ちなさい!と言われている気持ちに なります。

 


【マーク・トウェイン】の名言


『正しい友人というものは、あなたが間違っているときに味方してくれる者のこと。正しいときには誰だって味方をしてくれるのだから。』【マーク・トウェイン】

この言葉は、友人や大切な人と、意見の違いで関係が悪くなってしまった時、冷静でない自分に降ってきてくれると良い、いや、降ってきて欲しい言葉ですね。熱くなった頭をサッと冷やしてくれ、仲直りさせてくれる言葉です。

 

いかがですか。以上が私が、過去、人間関係で悩んだ時を思い起こしながら、選んだ、聞きたかった!人間関係における名言集11選!です。

難しい言葉でなくても、心に響く言葉は、沢山あります。そして、そんな言葉をつぶやいた時、それらの偉人達も、今の私達と同じように、人間関係に悩み、人間不信や自己嫌悪に陥り、深く傷ついていた筈です。

そんな人生の先輩方の言葉を聞く事で、冷静さを取り戻し、良い結果が導けると私は信じてやみません。人間は、決して一人では生きていけない、楽しい人生、有意義な時を過ごすためには、自分を成長させ、良い人間関係を築く事が大切です。


(ライフハッカーズより)