緩やかな自殺?!

萩原流行さんの死をうつによる「緩やかな自殺」と書いてあるニュースを読みました。


うつによる極端な注意力の低下が、たびたび事故を起こした原因になっているという意見にはうなずけるところはありますが、それを「自殺」とまで断じることには抵抗があります。


まだ調査中で詳しくは分からないようですが、ハーレーにも乗るカウンセラーとしては、今回の件は自殺ではなく、注意力が低下した中で直進性の強いアメリカンのバイクに乗って直進して走行中に、路上駐車車両を避けて萩原さんの車線に侵入してきた警察車両に気づかず、また警察車両もバイクにきづかづ双方の注意不足で「接触」してしまい、二輪車のバランスが崩れて転倒し、後続車両に萩原さんは轢かれてしまったのだと想像します。


あくまで想像ですが、警察車両の運転手は、この事故の責任を負わねばならないでしょう。死亡人身事故の当事者であり、公務中とはいえ「緊急走行中」ではなく、通常走行での「注意不足」と「無理な車線変更」が、問われることとなるでしょう。


まぁ、それは今後の調査の結果を待つしかありませんが、うつ状態での「運転」は、自分のほうに「自殺の意図」がなくとも、このように巻き込み事故の被害者にもなりやすい状態になっていると考えるべきです。


周囲の方々が、気をつけてあげるのはもちろんですが、うつ状態へ引き戻されることは、治癒後も起こりうることなので、くれぐれも「運転」には気をつけて、必要ではないときの運転は避ける方が賢明であると心得ていただければと願っております。