心にも断捨離を

今年の夏は冷夏の予想が出ていますが、梅雨明けの後はどうなるのでしょうか?


夏物バーゲンの季節ですが、売り上げに影響が出るのではないかとも騒がれています。


さて、食料品などの買い出しに出かけた折に、ついつい寄ってしまうのが「100円均一ショップ」だったりするのが私の悪い癖で、そこで「安いから…」と買いすぎてしまうことがしばしばあります。


工具類や収納に便利な小物など・・・。気が付くと、使うかどうかもわからないものまで「ついで買い」してしまうことも少なくありません。


気が付くと書斎に結構な量の小物や雑貨が溢れてきて、結局収納用の小物が邪魔になるなんて本末転倒な出来事も起きてしまいます。


そしてこんなことが続くと断捨離を決意して、思い切って捨ててしまうということを繰り返しています。…反省。


物に蹂躙されることも嫌なことですが、心にも抱えきれないほどの重荷を負っている人たちが少なくありません。


これは、心の中にたくさんのものが詰まりすぎていて、重量オーバーになっているようなものです。


心の中の断捨離も実は、定期的に行うべきであると考えています。


失敗したことや、後悔していること、怒りを感じたことなど、ネガティブな感情を引き起こすようなことをいつも考えている人は、人生を自ら暗いものに引き換えてしまっているのです。


そんな人たちこそ「心の断捨離」を行うことを強くお勧めします。


吉田拓郎の唄『唇をかみしめて』の一節に「風に任したんよ~♪」というところがあって、とても気に入っています。辛いこと悲しいことを忘れて、風に任して生きていく潔さが感じられるからです。


捨てる時には、「きっぱりと捨てる」という強い思念が大切です。紙に書いて貼っておくくらいの決意がなければ、なかなか捨て去ることができないのが「想念」だからです。


そこさえ注意して、思い立った時に「心の断捨離」を励行してみてください。きっと心は軽くなっていくはずです。