上手に生きるためのレッスン

TED 見てますか?

世界の一流の方が、自分が認められている分野について優しく本人の口で解説し、メッセージを与えてくれる番組です。

 

大好きな方もおられることと思います。

今日は、引用記事と共にリンクも張っておきますので、どうぞ気になる方はご覧ください。上の画像をクリックすれば、見ることができます。

また、記事引用の「ライフハッカー」さんもなかなかいい記事が載っているサイトです。以下引用です。

 

もっと賢く、自信にあふれ、優しく、ストレスがあってもすぐに立ち直れるようになりたいと思いませんか? 社会心理学者たちによると、そんな理想の状態は実現できるそうです。TEDトークでは、より良い自分になれるように脳をだます方法を社会心理学者たちが説明してくれています。特に説得力のあるレッスンを7つ、ご紹介します。


1. ストレスを怖がらない 2、3年前に、健康心理学者のケリー・マクゴニガル氏が不安になる発見をしました。彼女は何年もの間、ストレスは死につながると警鐘を鳴らしてきました。これは新しい研究からも明らかなように、事実です。ただし、そう信じている人に関しては。大きなストレスを受けたとき、ストレスは有害だと信じていた人は、ストレスをあまり受けていない人よりも死亡率が高くなります。しかし、大きなストレスを受けていてもストレスは有害だと思っていなかった人は、ストレスを感じていない人と変わらない死亡率を示したのです。私たちとストレス要因との関係性を変えてしまいそうな話ですね。


2. 自分は楽観主義者であることを認識する 自分が楽観主義者かどうか、何をもって判断するのでしょうか? 認知神経科学者であるターリ・シャーロット氏は「誰もが楽観主義者なのだ」と説明します。楽観的であればより幸せでいられますし、立ち直りも早いのです。楽観的な思考ができなければ、誰も事業を始めたりできないでしょう。しかし、金融危機前の状態などのように、楽観主義に走りすぎて間違った決断をした場合には問題が発生することもあります。解決策があるか、ですって? 極端な楽観主義者であってください。しかし、自覚はしておきましょう。


3. より自信をもてるようにボディランゲージを使う 社会心理学者のAmy Cuddy氏は、ボディランゲージの使い方を説明しています。自信をもってボディランゲージを使えば、自信が他者に伝わるだけでなく、自分は本当にもっと自信をもっているんだと脳に勘違いさせることができます。会議やプレゼンテーションの前にどこか1人になれる場所に行き、両手両足を大きく広げて自信に満ちた格好を数分間するだけで大きな違いが現れます。一度試してみてください。


4. 寛大な心を忘れない モノポリーゲームでするような体験は、誰の人生にも起こりうるものです。財産をもち裕福になればなるほど、より偉くなったように感じ、助けが必要な人に援助をしようと思わなくなる傾向があります。しかし、社会心理学者のポール・ピフ氏はそれではいけないと言っています。子どもの飢餓に関する46秒ほどの映像でも、人間の本質的ないやらしさをひっくり返すきっかけとしては十分です。こうしたきっかけに触れ続ければ、たとえどんなに裕福になっても、成功しても、良い人間でいられるでしょう。


5. 自分の記憶を過信しない 心理学者であるエリザベス・ロフタス氏は次のような話をしています。多くの目撃者の証言や認識がDNA捜査などから間違っていると証明されていますが、これは人間の記憶がいかに信用できないものかをよく示しています。それだけではなく、無意識のうちに人に間違った記憶を植え付けるのは驚くほど簡単なのです。抑圧された記憶を呼び起こす治療を行っているときに、心理学者が間違った記憶を植え付けてしまうこともあるくらいです! 覚えていることが「確かだ」と次に思ったときはもう一度よく考え直してみるとよいでしょう。


6. 良いお手本になる人と付き合う どんな人でも少しはズルをします。行動経済学者のダン・アリエリー氏は、どんなときに、どれくらいズルをするのかを実験によって調べたといいます。 興味深いレポートをご紹介しましょう。自分と同じ学校の制服を着ているというように「自分と同じグループだと考えられる人」がズルをしているのを目撃すると、目撃した人はズルをする可能性が高くなるという結果が出ました。目撃されたのが異なる学校の制服を着ている人だと、変化はありませんでした。 一方で、モーセの十戒を暗唱するよう求められたあとは、宗教的な人であろうとなかろうと、ズルをしなくなる傾向が強く見られました。 私たちが正しいと思うこと・間違っていると思うことは、自分で思っているほどしっかり定まっていません。私たちは暗示にかかりやすく、周りの人の影響を簡単に受けてしまうのです。付き合う人はよく選ぶべきでしょう。


7. 満足を先延ばしにすることを学ぶ 作家のホアキム・デ・ポサダ氏はスタンフォード大学の実験を紹介しています。マシュマロが置かれた部屋に4歳の子どもを1人きりにするという内容です。15分間食べるのを我慢できたらもう1つマシュマロをあげると子どもは言われていました。 自分を律して我慢できた子供は約3分の1。10年以上経ってから実験に参加した子どもたちがどうなったかを調べてみると、自分を律することができた子どもたちは誘惑に負けた子どもたちよりも成功していました。これはいい教訓になりますね。


7 Mind-Expanding Lessons From TED Talks on How to Hack Your Own Brain | Inc. Minda Zetlin