9月病を予防しましょう!

秋の長雨の季節です。

夏の疲れがドッと出てくる頃でもありますね。

 

日刊ゲンダイに効果的なセロトニン活性化の記事が出ていたので紹介させていただきます。(以下引用)

 

酷暑も一息つき、夏の疲れが出やすい9月。放っておくとうつ症状に移行する「9月病」も起こりやすく、油断は大敵だ。

 こんな時季だからこそ、“セロ活”=セロトニン活性化でやる気をアップしよう。

 セロトニンは、「天然の抗うつ剤」「幸せホルモン」などと呼ばれる脳内ホルモン。

「『ぐずぐず脳』をきっぱり治す!」などの著書を持つ人工知能研究者の黒川伊保子氏によると、セロトニンが活性化することで得られる効果は、「寝覚めの爽快感」「やる気の下支え」「疲労回復の助け」「脳の学習効果アップ」に加え、穏やかな充足感を覚えやすいのだという。その穏やかな心が、知恵やセンスを生み出す引き金になるのだ。

「セロトニン活性化のポイントとなるのは光の強弱です。セロトニンは網膜が朝の自然光を感じたときに分泌されます。朝にセロトニンが十分に分泌されると、眠りをもたらすメラトニンの分泌が安定し、上質な眠りになる。深い眠りは当然、疲労回復につながります」

 黒川氏が勧める具体的なセロ活方法はこれだ。

①朝日とともに起きる

「お勧めは5時台の起床。網膜が朝日を浴びるとセロトニンの分泌が始まります」

②軽く定番運動をする

「脳が全て覚めきらないうちに、たとえばラジオ体操やスクワットなどで体を動かすと、セロトニンの分泌量が数倍になるというデータがあります」

③真夜中のスマホ凝視はやめる

「夜中の0~2時は、ホルモンの中枢司令塔が闇を欲しがっている時間帯。この時間に視神経を刺激しないことが大切。特に、高速スクロールされるような携帯端末の視覚刺激は厳禁です」

④腸を整える

「セロトニンは95%以上が腸で作られ脳に送り込まれます。ヨーグルトや発酵食品を積極的に取りましょう」
⑤肉食男子になろう

「セロトニンの主な材料はトリプトファンとビタミンB6。トリプトファンは乳製品や肉、魚。B6は肉、マグロなどに含まれます。甘いものや炭水化物だけで食事を済ませると材料不足」

⑥寝る前の甘いもの禁止

「夜中に甘いものを食べると血糖値が上がり、脳が無駄に活性化。つまり眠りの質が悪くなり、翌朝のセロトニン分泌を阻害します」

⑦湯船につかる

「湯船につかるとメラトニンの分泌が上昇。メラトニンとセロトニンは対で連動していますから、翌朝のセロトニン分泌もアップします」

 7日続けると脳は変わるという。どれか一つでもぜひやってみよう。(日刊ゲンダイデジタル版から)