発達障碍児の年度末

それぞれの年度末、希望にあふれてものであってほしいのは、きっと誰もが願っていることなのかもしれません。

 

しかし、希望することもなく、願ってもいないのにその道を歩まざるを得ない人たちだって、その中には少なからず含まれているのです。

 

最近私は世田谷区の発達障碍児支援施設(ハッピーテラス)にかかわるようになって、中学や高校を終えていく障害児たちの未来について考えてしまうことが増えてきました。

 

中学を終え、または高校を終え、社会に巣立っていく彼らはいったいどこに向かって歩んでいくのだろうかと、本当に心配になってしまいます。

 

うまく電車を乗り継いで仕事場に通うことができるだろうか。周りの人は温かく迎えてくれるだろうか。

 

なにより明るい明日が待って入れくれるのだろうかと心を砕いてしまうのです。

 

すべての人の明日が幸多かれと心から願っております。